ガラス作家・野田朗子-Glass Artist Akiko NODA

2017/11/16
2017 AAF in London(アートフェア、ロンドン)
2017/08/18
2017 個展(高島屋、京都)solo exhibition (Kyoto)
2017/08/17
2017 個展(高台寺圓徳院、京都)solo exhibition (Kyoto)
<2017-2018主な個展予定>
2018/7/4-10(大阪高島屋)
2017/7/19-25(京都高島屋)
2017/5/26-6/27(高台寺圓徳院)

※作品集はこちらから 好評発売中! 

Concept

 

私は、京都洛北に生まれ、 四季折々の自然の美しさを肌で感じて育った。   大学卒業後、広告業界に就職し、一転して多忙な日々を送る。 特に東京での生活は、深夜タクシーで帰宅し、 午前様が当たり前だった。   そのギャップある経験が、創作に深く関わっている。   京都は、自然そのままを愛しむだけではなく、 四季に応じて自然をうまく加工し、 日常生活にデザインして取り入れる文化が息づく。   そこに私の美意識の原点がある。

 

 

自然のささやかなうつろいに気づいた時、ふと立ち止まり 自分の心の移ろいをそこに映し出す。 喜びも悲しみもあたたかさも寂しさも増幅させる。 自分の気持ちのあり方によって、全く違って見えたりする。 自然の中に身を置き、見えているものの気配を通して、 見えない領域まで感覚を広げ、 生きるものの熱い思いとはかなさを重ねる。

 人は自然を克服しようともしてきた。 しかし、当たり前にある自然に、どんなに恩恵をうけているか計り知れない。 経済的にも。精神的にも。 東日本大震災の原発事故でもそれを改めて感じている。 どんなに大きな自然の驚異があろうとも 人災ほどの破壊力はない。 そんな力を持ってしまった人類は、 古来より日本人が培ってきた自然を敬う気持ちが 今、より一層求められていると思う。  どんな環境にも対応して、進化していく生命の営み。 何かあっても時は進み、季節は巡る。 雪が降り、桜はまた咲く。 夏の虫の音を聞き、落ち葉の匂いを感じる。 そんな移ろいを感じると、 変わる中にも変わらない何かがあると信じることができる気がする。  私たちは、そんな時間を忘れかけているのではないか。 携帯の着信を気にして、ネットと常につながっているのが当たり前の日常。 便利なはずなのに、どこか縛られているようで不自由に感じたり。  ちょっとした自然のうつろいを感じる心のゆとりをもてたら もっと人はやさしく、素直に、豊かに生きられるのではないだろうか。  作品を見ていただいた人に 目の前の忙しい日常からふと離れて そんな時を一瞬でも持っていただけたら嬉しい。

 

> 素材と表現

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