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2014/06/20
個展 ギャラリー艸居(京都)
7月25日(金)より京都・古門前のギャラリー艸居(そうきょ)で個展をいたします。
東京芸大の修了制作から取り組んできた蓮の連作を新作旧作まとめて一挙に展示します。
今回は新作の小さい花びらや蓮の葉も登場します!
大きなオブジェから小さな器まで、
さまざまなガラスの表情と共にお楽しみいただましたら嬉しいです。
ギャラリー艸居さんは、骨董美術が並ぶ古門前通りに去年新しくオープンし、
京都では珍しい立体の現代美術を扱うとても綺麗なギャラリーです。
最終日は大文字もあります。
夏の京都にぜひ遊びに来てください。
お待ちしております☆
野田朗子展「蓮と生きる―」
人生の春は瞬く間である。
凛と生きる蓮のように。
悠久の時を超え芽吹くも、妖艶に咲くのはわずか四日。
その一瞬を生きるために・・・。
2014年7月25日(金)〜8月16日(土)
(日曜、月曜休み)。10:00am-6:30pm。
オープニングレセプション:7月26日(土)15:00〜17:00
ギャラリー艸居(そうきょ) 京都市東山区古門前通縄手東入る元町381−2
TEL: 075-746-4456 FAX: 075-746-4457
http://gallery-sokyo.jp
―プレスリリースより―
現代美術ギャラリー艸居はこの度、野田朗子による企画展「蓮と生きる―」を開催致します。東京で広告代理店勤務後、ガラス工芸に魅せられビジネスの世界から一転、アートの世界へと飛び込んだ野田。東京で仕事に追われ多忙な生活を送った経験と、自然と文化のあふれる京都で過ごした幼少期との相反する経験から自身が感じ取った感覚を作品に投影し、精力的に制作活動を続けています。
彼女のガラス表現のテーマは「自然の気配と心のうつろい」。透き通ったガラスの中に季節の訪れやそれを感じる人の思いを写し、すべての生命の営みに通ずる“もののあはれ”を表現しています。今回メインとなるのは東京藝術大学大学院の時から取り組んでいる蓮をモチーフとした作品。何千年と眠った種が芽吹き、泥の中でゆっくりと根を張り、まっすぐ葉を広げる。やがてまだ薄明るい夜明けにそっと花を開かせるも四日間で散ってしまう、そんな蓮の花の、凛としたうつくしさとはかなさ、そしてその一瞬の生命のゆらぎがガラスの中に封じ込められています。どこか祈りにも似た真摯で清廉な美しさが漂う野田のガラスの世界。日常の慌ただしさからふっと心を解き放つ、そんなひとときをお過ごしください。